轆轤connect Vol.7開催

2024年5月18日
轆轤connect Vol.7開催です。
オープンは18時から。

当日は、abfmusicassociates が4月にリリースした「Yoimachi Struttin’」のリリース記念ライブが行われます。

もちろんいつものようにDJ陣も様々な音楽で盛り上げてくれます。
Guest DJ:SHOGO(44BEACH) , imuhaQ , dex , Naoki OKada
Resident DJ : TOMO, 天照, 大室温泉組合

今回のフードは、@ohmuro_lunch が出店。あのうどんが轆轤connectで味わえます!

主催は大室温泉組合

【Guest DJ紹介】
◯SHOGO
結成して16年
湯河原唯一のREGGAE SOUND
44BEACHのSELECTER
VINYL にこだわり
REGGAEと通じる音楽に際限のないプレイスタイルが特徴

◯imhaQ
静岡県沼津市出身、在住の1983年生まれの40歳。
本名の俊二の俊の字にちなんでイムハQと名乗っている。
キャリアは2000年頃に仕事で住んでいた新潟県上越市にてターンテーブルを買ってそれ以降レゲエのレコードをdigしている。
2013年頃病気を発症し2018年頃まで病院に入退院を繰り返す。
復活して今年7月に自身初となるミックステープ(我入道蔓陀ヶ原509-8マンダリンハイツ102)をリリースする。
現在、沼津市を中心に静岡県東部エリアを拠点にselector活動中。

◯dex(shower)
2000年頃からDJ活動を始める。
2011年からshowerを主催。円山町relove、青山TenTを経て目黒kalavinkaへ流れ着くも現在休止中。2024年、そろそろ再開するので宜しくお願いします。

◯Naoki Okada
楽曲のコンポーザーとして各種音楽制作に携わる。
本人自身の楽曲制作やライブ活動も行っており、DJ含め出演は多数。
現在はセレクトレコードの販売等も行っており多才な活動で世間を賑わせている。

今回も皆様のお越しをお待ちしてます。

The Stooges

stooges

イギー・ポップ。
ボー・ディドリービートをだいぶワルくした感じで始まりこのアルバムは、元祖パンクバンド的な言われ方をしますが。

そもそも僕らパンクを直接的に感じたことがない世代からすると、その評価はよくわかりませんが、ロックバンドとしてのひりひりする感じがとても伝わるロックンロールアルバムですね。

ジャケットの面構えとか、音色とか、悪くて(若くて)カッコいいロックというのを体現するアルバム。

ジョン・ケイルプロデュース。A3のドラッギーな感じ(しかも長い)だけは健全なお店ではとても流せない。(けど当店は流します。)

当店のレコードは、sphere dot music のセレクトです。

Hiatus Kaiyote – Mood Valiant –

Hiatus Kaiyote-Mood Valiant-

ヴォーカル/ギターのナイ・パーム率いるオーストラリアのグループ、ハイエイタス・カイヨーテ。
曲、ヴォーカル・パフォーマンス、グルーヴ感、音作り、アルバムの中での曲のバラエティ、全てが素晴らしい2021年の作品。
加えて、ブラジルのヴェテラン・アーティスト、アルトゥーロ・ヴェロカイがアレンジで参加し、ゴージャスさとスケールを加えているという、完全無欠さ。

当店のレコードは、sphere dot music のセレクトです。

joyce – ao vivo –

joyce - ao vivo -

ブラジルのシンガーソングライター、joyceの40周年を記念したライブアルバム。

ブラジル音楽といえばボサノバとかサンバを思いつきますが。ボサノバは実は「新しい波」という意味で、ボサノバのニューウェーブのことらしいですね。

アルバム全体的に軽快なナンバーからしっとり聞かせるナンバーまで、気持ちよさを網羅した内容です。

意外と大音量で効くのが気持ち良いアルバムです。

ぜひabflaboのスピーカーで聞いていただきたい一枚です。

当店のレコードは、sphere dot music のセレクトです。

Nicky Hopkins – The Tin Man Was a Dreamer –

Nicky Hopkins - The Tin Man Was a Dreamer -

セッションピアニストと言えばこの人

イギリス出身、とにかく色んな人(バンド)とのセッションで有名な彼のアルバム。

60−70年代のブリテッシュロックにおいて、最重要ピアニストだと思います。
特にローリング・ストーンズとの共演で有名です。

このアルバムの2曲目「Waiting for the Band」、たった2分ちょっとの曲ですがなんとドラマチック。
冬も近い秋に、この物悲しくも清々しい曲を聞きながら、本でも読むのがとても楽しい時間です。

2023年11月18日、轆轤connect開催

轆轤connect vol.4

明日、当店にて恒例のDJイベント、轆轤connect vol.4開催です。

自慢のDJ陣に、寿司とカレーともちろん珈琲でおもてなしします。

音楽好きもカフェ好きも集まっていただければ幸いです。

イベント「轆轤connect」について

このイベントは、大室音泉組合主催のDJイベントです。

DJイベントと言えば、音楽に詳しい人しか参加してはいけないようなイメージがありますが。

こちらのイベントは「伊豆高原に音楽好きが増えてほしい」というモットーの上開催しています。

もちろんabflaboも同じ思いをもって営業しています。

初めての方にぜひ来ていただき、音楽を感じてほしいと思っています。

zoot sims – down home –

zoot sims- downhome -

アメリカのテナーサックス奏者 zoot sims の1960年発表のスイングジャズのアルバム。

カウント・ベイシー楽団の楽曲を中心に、ごきげんなジャズを聞くことができる。

スイング・ジャズとは?

1930〜40年代はじめにアメリカで大流行した、白人が主体となったジャズのジャンルの一つ。

軽快なダンスミュージック的要素が強く、ジャズの特徴でもある「即興」よりも楽曲が緻密に構成されたものが多い。

このアルバムの特徴

上記に述べた通り、スイング・ジャズは緻密な演奏が特徴であるが、zoot simsは自分の色としての即興を散りばめている。

もちろんzoot simsのサックスは言わずもがなだが、そのバックの演奏陣の中の一人、デイブマッケンナの演奏も聞き所。

An album of swing jazz released in 1960 by the American tenor saxophonist Zoot Sims.

This album allows listeners to enjoy cheerful jazz, focusing on Count Basie Orchestra’s tracks.

What is Swing Jazz? A genre of jazz that was predominantly led by white musicians and became popular in America in the early 1930s to the 1940s.

It heavily embodies lively dance music elements, and the compositions are often more meticulously structured than the characteristic improvisation in jazz.

Special Features of this Album As mentioned above, swing jazz is characterized by precise performances, yet Zoot Sims embeds his improvisational style as his own touch.

Of course, Zoot Sims’ saxophone performance stands out, but the performance of Dave McKenna, among the backing ensemble, is also noteworthy.

山と湖とちいさなお店

ふらっと立ち寄ったその場所はシンボリックな火山があった。
遠い昔、その山の噴火に伴い、近くに湖ができたと街のおじいさんが僕に話してくれた。

山を下から拝みながらふらっと散歩することにした。
以前は観光地として栄えていたと聞くが、今はその面影は殆どない。
その代わりに、バブル当時には考えられない個性的なお店がところどころあることは、歩いてみないとわからないかもしれない。

気の利いた本を並べるお店、こだわりの商品を扱う雑貨店、一点ものの革製品を作る職人、週に数日だけあくベーグル屋さん、コンテナを改造したおしゃれなカフェ、週末の夜だけオープンしているバー、伊豆高原の素敵な建物の中でもひときわ輝くカレー屋さん。

この街でも楽しめそうだ。

そう思わせる地図を作ってくれたJunko Ishiiに感謝。

掲載店舗

白き

シロクマコーヒービーンズ

ohechabakeshop

siLo

ニューサマーブックス

雑貨店こさんち

abflabo

Christopher Cross

Christopher Cross

邦題「南から来た男」。なんでこの頃の邦題ってこんな感じなんだろうと言う気持ちは拭えませんが。
クリストファー・クロスのデビューアルバム。

AORサウンドにのった「天使の声」で魅了するミュージシャンとして有名ですが。
そもそもAORってなんだ?って思いますが、wikipediaによると「Album-Oriented Rock」又は「Adult-Oriented Rock」と書いています。「大人向けロック」ってところかな?って勝手な解釈をしています。有名所はスティーリー・ダン、ボズ・スキャッグスとかでしょうか。

さて、このアルバム。クリストファー・クロスはデビュー時なんの情報もなかったみたいで、「だれだこれ?」ってなったそうです。
しかし、バックの演奏陣は名うてのミュージシャンばかり。(詳細は省きます。)

演奏は素晴らしいの一言。と言ってもこのアルバムが素晴らしいと言えるようになったのはごく最近で、若い頃はこの手のAORサウンドが苦手でした。きれいな演奏。まとまった演奏。聞きやすい演奏。「ロックってもっと激しくないと」と正直思っていました。

それが年齢を重ねると聴けるようになるし、好きにもなるもんですね。
さすが「Adult-Oriented Rock」。

8曲目のSailingとかが名曲らしいけど、個人的には9曲目Minstrel Gigoroがおすすめです。