Christopher Cross

Christopher Cross

邦題「南から来た男」。なんでこの頃の邦題ってこんな感じなんだろうと言う気持ちは拭えませんが。
クリストファー・クロスのデビューアルバム。

AORサウンドにのった「天使の声」で魅了するミュージシャンとして有名ですが。
そもそもAORってなんだ?って思いますが、wikipediaによると「Album-Oriented Rock」又は「Adult-Oriented Rock」と書いています。「大人向けロック」ってところかな?って勝手な解釈をしています。有名所はスティーリー・ダン、ボズ・スキャッグスとかでしょうか。

さて、このアルバム。クリストファー・クロスはデビュー時なんの情報もなかったみたいで、「だれだこれ?」ってなったそうです。
しかし、バックの演奏陣は名うてのミュージシャンばかり。(詳細は省きます。)

演奏は素晴らしいの一言。と言ってもこのアルバムが素晴らしいと言えるようになったのはごく最近で、若い頃はこの手のAORサウンドが苦手でした。きれいな演奏。まとまった演奏。聞きやすい演奏。「ロックってもっと激しくないと」と正直思っていました。

それが年齢を重ねると聴けるようになるし、好きにもなるもんですね。
さすが「Adult-Oriented Rock」。

8曲目のSailingとかが名曲らしいけど、個人的には9曲目Minstrel Gigoroがおすすめです。